儘にならぬは浮世の謀り

主に映画の感想を呟くための日記

2014年上半期ベスト

今年も半分過ぎました。ということで今年公開の映画、上半期ベストを発表したいと思います。

 

1.ヴィオレッタ

 ブログに感想を書いてあります。僕の中では今年のベストに入りかねないほどの映画だったのですが、わりと、映画ファンの反応が寂しい映画でもあったりします。面白い映画なんですけどねぇ……。

映画感想:ヴィオレッタ - 儘にならぬは浮世の謀り


2.アクト・オブ・キリング

 こちらも素晴らしい映画でした。ドキュメンタリー映画として前評判がかなり高かったので、相当、ハードルを上げた状態で見ていましたが、それでも全然面白いドキュメンタリーでした。虐殺という現実に対して、なにが悪かったかではなく「どうしてこうなってしまったのか」という疑問を提示している素晴らしい映画だったと思います。

 

3.モーレツ宇宙海賊 ABYSS OF HYPER SPACE ―亜空の深淵―

 ブログに感想はあります。佐藤竜雄監督ファンの僕ですから、この映画も今年のベスト入りは確定しています。他の映画ファンがどう見るのかは知りませんが、他の映画と遜色しない出来であったと明言します。ここまで器用に情報を、これほど短い時間に詰め込める映画監督というのもまず居ないものです。

映画感想:モーレツ宇宙海賊 ABYSS OF HYPER SPACE ―亜空の深淵― - 儘にならぬは浮世の謀り

 

4.グランド・ブダペスト・ホテル

 こちらも感想はブログに書いてあります。今年は意外にもちゃんとエンターテイメントとして成立している映画で、なおかつ、ちょっと芸術的でよく出来ているという映画が多く、大変素晴らしいと思います。

映画感想:グランド・ブダペスト・ホテル - 儘にならぬは浮世の謀り

 

5.レゴ®ムービー

 こちらも感想はブログにあります。これもエンターテイメントとして上質で、なおかつ、コンパクトにまとまっているというのが素晴らしいなと思います。

映画感想:LEGO(R)ムービー - 儘にならぬは浮世の謀り

 

6.ホドロフスキーのDUNE

 明らかに無駄になってしまった作品、その作品がそれでも残したもの、それを捉えたのが、この映画でした。ただ、僕自身の中には「このDUNE、このとおりに映画化されたとして、本当に面白かったんだろうか?」という疑問は残りましたが…。また、もう一つ言えば、「これは、リアリティのダンスの前哨戦じゃないか」というところもあって、6位です。

 

7.5つ数えれば君の夢

 変則的な映画レビューをこのブログで載せています。ただ、僕としては、この監督の作家性であるらしい「しつこくないけど執着しているセリフ回し」というものが、僕にとっては十分「しつこい」レベルなのそこがマイナスだったりもしますが。とはいえ、いい映画であることは間違いないです。特に、僕は委員長が歯を磨きながら会話しているシーンが素晴らしいと思っています。このシーン、なんで誰も取り上げないんでしょう?

変則映画レビュー:5つ数えれば君の夢とLive forever - 儘にならぬは浮世の謀り

 

8.WOOD JOB~神去なあなあ日常

 もともと、面白く鑑賞してはいたのですが、こんなベストにあげるほどのものではないと思っていました。なのに、なぜベストにあげたのか。これはもう一重に原作を読んだことが大きかったです。原作より映画のほうがはるかに出来がいいのです。これは評価するしか無いだろう、と8位です。

 

9.オンリーゴッド

 感想はブログにあります。この映画はあの感想以上言うことはないです。

映画感想:オンリーゴッド - 儘にならぬは浮世の謀り

 

10.ウルフ・オブ・ウォールストリート

 むちゃくちゃな映画でした。しかも実話という。世の中にはこんなどうしようもないクズがいていいのかという、それくらいのクズを描いた映画です。僕は他の人ほどヤンキーとか好きじゃないのでそこまで胸に響いたわけではないのですが、それでもここまでやられてしまうと、笑うしかないのです。

 

以上が上半期ベスト10です。

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