2015年上半期映画ランキング
もう6月を過ぎ、今年も半分を過ぎました。ということで、簡易的ですが、今年の上半期ベストの記事を書きたいと思います。ちなみに、今年、意外と僕は「当たり映画を引く運」が悪かったようで、ベスト10まで順位が埋まりませんでした。ベスト7になります。短評も添えつつ、発表します。
1.神々のたそがれ
感想はこちらの記事になります。映画の内容からして、これが1位に据えられるのは、ある意味まったく捻りがなく、つまらないものかもしれません。が、やはり、この映画の「力の強さ」は1位にするしかないでしょう。
2.インヒアレントヴァイス
感想はこちらの記事になります。個人的にバードマンと、これと、神々のたそがれが、ちょっと今年の映画の中では、別格の扱いとなっています。自分はポール・トーマス・アンダーソン監督のファンなので、そこの要素でバードマンよりも上の順位にしました。
3.バードマン(あるいは、無知がもたらす予期せぬ奇跡)
感想はこちらの記事になります。実は、バードマンとインヒアレントヴァイスは、僕の中では、同じことを語っている映画という位置づけになっています。
4.プリデスティネーション
悩みましたが、これを4位に。感想記事でも書いたように、やはり、人間にある矛盾した感情を原作よりも、上手く引き出したという点は、高く評価すべきだと思っています。
5.チャッピー
感想記事はこちら。終盤の演出、オチのトンデモ感等、ちょっと困る映画でもあります。ですが、どうしても、パパのためと強盗をするチャッピーの切なさが忘れられなくて…。
6.マッドマックス 怒りのデスロード
感想記事はこちらになります。エンターテイメントとはこのことでしょう。
7.ランダム存在の確率
感想記事はこちら。面白い映画なのですが、個人的に、多世界解釈のSFにいい加減飽きているというところがありまして…。
この他、今年の上半期は様々な映画を見て、記事にしていますが、この7作品以外はランキングに入れるほどではないというのが正直なところです。しかも、例年にないくらい洋画に偏っています。また、是枝監督の新作や、いろいろ論争を巻き起こしたセッション、その他、個人的に気になる映画のいくつかを見れないままの状態なのが、意外と痛いです。下半期は、もうちょっと、ちゃんと時間を作って、映画を見ようと思います。